寒くなると、雪景色が見たくなり、今年は樹氷を見に行くことにしました。クラブツーリズムのひとり限定ツアー、3度目の参加です。今回は地酒列車ということもあり、男女の参加は半々くらい。
東京駅集合で、新幹線で米沢駅まで行きます。指定された座席の隣に座ったのは、同世代のAさん。彼女はお酒が大好きで、1日目の宿泊は繁華街なので、夕食後は街に繰り出し居酒屋で地酒を飲みたいとおっしゃるので、わたしも便乗させてもらうことにしました。
新幹線は東京からおおよそ2時間で米沢駅に到着です。
駅から山形蔵王まではバスで移動。約50分です。その間に買っておいたお弁当を食べます。2人席を一人で座っているので、遠慮なく食べれるのがいい。
ロープウェイを途中で乗り継いで山頂まで行きます。すでに行列ができている(といっても、この日は空いている方だとか)ので、わたしたちも続きます。1つ目のロープウェイは満員電車のようなギューギュー詰め。おかげで、ツアー参加者全員は同じロープウェイに乗ることができたんですが。
2つ目のロープウェイに乗って暫くすると、そこには真っ白な景色が広がっていました。おー!という声が漏れます。
頂上に到着。曇りのせいか、とにかく真っ白。木のそばに行かなくっちゃと、斜面を上がろうとするも、おかしいほど何度も転ぶ。なんで転んでいるか理解できず、また先に進もうとすると、また転ぶという繰り返し。
何度も雪に手をついたせいもあり、手袋なしの手は限界に・・。(もしこれから行く人がいたら、手袋は持っていくべし)早々と下山します。
無事に全員がバスに集合しホテルに向かいます。
1泊目はビジネスホテルで、ひとりで泊まるにはちょうどよい部屋の広さ。夕食は少々質素でしたが、出かけるので問題なし、です。
Aさんと、食事のあとエレベータの前でいっしょになったBさんの3人で、部屋からコートを取ってきてすぐに出かけることに。
ホテルから数分歩いたところに、雰囲気の良い、赤ちょうちんが見えてきました。
テンション上がります!
最初は炭火焼きの店で地酒をいただきます。普段はビールばかりのわたしでも飲みやすいお酒です。
もう1軒行きます!
店主やスタッフ、常連さんたちと盛り上がり、気づけばすっかり飲み過ぎ、食べ過ぎに。
翌朝、朝食はたまたま同じ時間にレストランにいたツアーの女性3人と同じテーブルでいただきます。そこにいた3人ともミステリ小説が好きという。これは、すごく珍しいことです。わたしのように海外ミステリしか読まないという人はいなかった(今まで実際に会ったことがない)ですが、小説の話しで盛り上がるってほんとうに楽しい。気付けば、もう1時間以上も話しているー。
もっと話していたかったですが、そろそろ切り上げて、一人で散歩に出かけることにします。近所に川があるのでそこまで行ってみよう。
馬見ヶ崎川(まみがさき)。もう少し北に行ったところは春になると川沿いの桜並木が素晴らしいんだとか。
来た道をのんびり帰り、文翔館に寄ってみます。9時オープン、無料で見学できます。
山形県郷土館「文翔館」|公益財団法人 山形県生涯学習文化財団
元は山形県庁舎で、今は郷土館となっています。
さて、ツアーは10時集合で、最初はバスでワイナリーに向かいます。
ワイナリーではワインの試飲もできます。ワインやお土産などを購入し、次はいよいよ地酒列車です。
2両編成で、先頭車両は前向きの座席が並んでいました。
こちらは飲み比べ用の列車です。
軽食が付き、4種類の地酒の飲み比べをします。
昨日飲み過ぎたこともあり、お酒は少なめにしてもらい、さらに横に座った男性のコップに半分くらい入れさせてもらっていました。
車窓から見える山が素晴らしいです。
いちご狩りにも行き、、その後はバスでホテルに向かいます。
2日目のホテルは最上川のリバーサイド・ホテルです。部屋の窓から川が見れます。
3日目です。宮城蔵王までやってきました。
上の写真にある雪上車に乗って、山を登っていきます。
車は5台同時に連なって進みます。満席です。およそ1時間くらい乗っているんですが、今まであまり話せなかった人とも会話ができて良かったです。わたしが今後行こうとしている場所に行ったことのある男性が左右にいらして、写真を見せてもらったり、海外で起きた珍事件の話しを聞いたりと、楽しいひと時となりました。
東京駅の解散時には女性同士でハイタッチし「またどこかでー」と別れました。
また、次もひとり旅ツアーに行こうと思っています。