出発の日は朝から霙が降っていましたが、近所のホテルまで徒歩で移動します。そこから予約していたリムジンバスで成田まで1時間弱。ターミナル2に到着後は、3万円ほどを両替し、レンタルwifiを受け取ります。オンラインチェックイン済みなのと、少し早めに到着したので、荷物を預けたあとはランチをとって少しのんびりします。
成田空港出発
さて、いよいよ搭乗します。はじめてのブリティッシュ・エアウェイズ(BA)ですが、私たちが乗った便はレトロ感あふれる機体でした。座席の画面はとても小さく、映画やドラマの本数も少なかったです。日本語対応の映画は4本。その中には見たいものがなかったので、英語字幕のあった「ダンケルク」、字幕なしのイドリス・エルバ出演「ダークタワー」などを見て過ごしました。ほとんど苦行ですね、これは、、。
食事は普通だと思います。12時間で2食でしたが、私にはちょうど良かったです。ジュースを頻繁に配ってくれていました。座席はエコノミーなので、こんなものでしょう。ユナイテッドがすごく寒かったのですが、BAはそんなことはありませんでした。
ヒースロー空港到着
古い機体も何のその、ヒースロー空港には定刻より1時間早く到着しました。私たちが乗った便はBA専用のターミナル5に到着です。飛行機を降りたら到着(Arrivals)の黄色いサインに従って進みます。
ヒースロー空港のターミナル5は広いのでABCの3つのサテライトに分かれています。私たちの便は「C」に到着したので、空港内を走るシャトルに乗って入国審査が行われる「A」に移動する必要があります。エスカレータを降りていくと、そこにシャトルの乗り降り場があるので、迷うことはありません。
皆さん、シャトルを待っています。
A駅に着くと、すぐに入国審査場があります。手荷物検査はありませんでした。ヒースロー空港の入国審査は時間がかかることで有名ですが、たまたまなのか、並んで5~10分くらいで順番が来ました。NYのときのように一人ずつ指紋をとったりすることもないので、一人の係員のところにグループごと複数人で審査を受けていました。
私たちに割り振られたのは背の高い英国紳士といった感じの審査官で、目的「Sightseeing」を告げた後は、どこを観光する予定か、シアターには行くかなどの質問をしてきました。具体的なことを聞きたいのだと思い「British Museum, Buckingham Palace」とベタな回答をし、「Les Miserables」のチケットを買ったことを伝えると、「それいいよね」とニッコリ。あとはどこかに寄るのか、そのまま日本に帰るのかを聞かれたくらいです。
手荷物カウンターに行くと、ちょうど自分たちのバッグが搬出されたところでした。ということで、ことはとんとんと進み、想像していたよりずっと早く空港を出ることができました。
ヒースロー空港から市内へ移動
出口から「Underground」と書いてある方向に進み、エレベータに乗って地下に降ります。市内への移動は地下鉄ピカデリー線を利用します。ヒースローからパディントン駅まで15分で行けるヒースローエクスプレス(Heathrow Express)という特急列車があるんですが、今回泊まるホテルがピカデリー線の沿線なので、乗り換えなしの地下鉄一本で行ったほうが楽という結論に至りました。
地下鉄の入口にある券売機でオイスターカードを購入します。日本のSUICAと同じようなものでロンドン市内の公共交通機関で使用されているカードです。この一枚で電車にもバスにも乗ることができます。オイスターカードには、「1日の上限」があるので、一定回数を乗ったらそれ以上は料金がかからず乗り放題になるらしい。とりあえず£20分を「top-up」(チャージのこと)し購入しました。改札は日本とほぼ変わらないので、違和感なく通れます。
到着が1時間早くなったおかげ(かどうかわかりませんが)で、帰宅ラッシュとはぶつからず、地下鉄はすいていました。スーツケースを持ってロンドンの小さい地下鉄に乗るのはどうかなと思っていたのですが、それほどは気になりませんでした。車内には路線図が貼ってありますし、モニターには「Next Station is ...」と表示されるのでとてもわかりやすいです。
コベントガーデン駅(Covent Garden Station)
改札機を抜けるときは、SUICAと同じようにオイスターカードの残額が表示されます。空港からここまでは£3.1でした。平日の9時30分以降または土日・祝日には「オフピーク」という割引料金が適用されているんですね。
この駅はロンドンでは珍しくエスカレーターがなくリフトと階段しかありません。といっても、階段は確か18ステップ、あとはリフトなので、そこまで大変ではありません。地下鉄から外に出てみれば、平日の夕方だというのにたくさんの人で混雑していました。ここからホテルまで歩きます。
ストランド パレス ホテル(Strand Palace Hotel)
ホテルはBooking.comで予約しました。立地とコスト、それにツインの部屋に空きがあったので、ここに決めました。コベントガーデン駅からは徒歩5分強くらい。スーツケースを石畳の上で転がすのが少し大変かもしれません。
このホテルの素晴らしいところは、ロンドンの有名観光地まで徒歩で行ける立地の良さです。私たちはここから歩いて、スカイガーデン、大英博物館、ナショナルギャラリー、バッキンガム宮殿などに行きました。
私たちの部屋には浴槽はありませんでしたが、浴槽付きのお部屋もあるようなので、交渉すれば変更してくれるようです。朝食は一人£19だったので付けませんでした。
Joe Allen Restaurant
一息ついたところで夕食を食べに、ホテルに隣接(というか、実際にはホテル内からも行けたようでした)するレストランに行きました。予約をしていない旨を伝えると、20時30分までならOK(この時点で19時前)ということで、快く迎えてくれました。
Joe Allen | American Restaurant In Covent Garden, London
私は白ワインとシーバス、娘はチキン、そして小さいサラダを注文しました。魚は柔らかくて味付けも量もちょうど良かったです。チキンは少々硬めのようでした。
内装が素敵で、ピアノの生演奏が優しく響いていました。近くのシアターに出演されているアクターの方たちが訪れるんだそうです。そんな趣があります。
2018/02 ロンドン旅行⇒1日目:BAでヒースロー空港へ⇒2日目:スカイガーデン⇒ロンドン塔・タワーブリッジ⇒バラマーケット⇒大英博物館⇒3日目:ハリーポッタースタジオ⇒オックスフォード⇒4日目:バッキンガム宮殿⇒ピカデリー・サーカス⇒コベント・ガーデン⇒ナショナル・ギャラリー⇒5日目:テートモダン⇒買物とミュージカル⇒最終日