初のアリタリア航空。辛口の口コミを読んで覚悟していましたが、食事は美味しかったですし、客室乗務員の印象も良かったです。不満は固くて厚いヘッドレストくらいでしょうか。トラベル用のネックピローを持参して良かったです。
機内が非常に寒いというコメントも読んだので、少々警戒していたのですが、コートを着るまでもなく、備え付けのブランケットがあれば充分でした。
機体にも依ると思いますが、私たちが乗った機内のディスプレイは小さく、リモコン操作のみ、映画も新しいもの、日本語化されているものは多くありませんでした。行きは日本語対応の映画を3作は観たけれど、覚えているのはマーベルの『ヴェノム』だけ。あとは何を見たのか思い出せず。
6:30 pm 現地時間午後7時に到着予定でしたが、30分程早く到着しました。預けたスーツケースの受け取りもスムーズで幸先いい感じ。今夜泊まるホテルはテルミニ駅からすぐのロケーションなので、レオナルド・エクスプレスで市内に移動します。
黄色の看板の右端の電車マークに沿って行けば改札にたどり着きます。
切符は4枚まとめて券売機からクレジットカードで購入。電車が着いていたために急いで乗り込みたいのですが、刻印がうまくできません。同じ電車に乗る人に、「これは使えないよ」とか「左端に合わせて」など、教えてもらいました。ローマ=スリだらけと警戒モード全開にしていたので、この親切は嬉しかったです。
レオナルド・エクスプレスの刻印機はアリタリアを思わせるようなカラーで、ホームの端にあり、皆がそこで刻印しているのですぐにわかります。切符を挿入する間口が大きいのですが、チケット左端に寄せて挿入するとうまく刻印できるようです。
8 pm 車中でおしゃべりしていたらあっという間に到着しました。
壁一面がベネトン広告で、イタリアに来たー!という感じ。
今回泊まるCOROTホテルは、駅の北側の出口から通りを渡って数分、驚くほど近かったです。
チェックインを済ませ、各部屋に荷物を置いて15分後に1階集合です。すぐそばのテルミニ駅まで出かけることにします。
地下にあるイタリア、ミラノ発祥のコスメブランドのキコ(KIKO MILANO)で娘へのお土産を買う人、スーパーマーケット、コナド(Conad)で土産用の菓子を買う人、それぞれが買物を楽しみます。
そのあとは、2016年にオープンしたというフードコート、メルカート・チェントラーレ(Mercato Centrale Roma)に行ってみます。あまりお腹はすいていませんでしたが、飲み物だけでも、いうことで。
本来はエキナカのCoinというモールを通って行けるのですが、Coinがもう閉まっていたので、駅の外側から向かいます。
9:40 pm あまり混んでいないのかな?と思いましたが、店内は賑わっていました。各コーナーを見るだけでも楽しいです。私はバールでライトビール、その後、ワインコーナーでスタッフお薦めの白ワインを購入。
ちょっとだけ、味見ね、ということでトリュフ専門店でパスタを注文。€20と€25の選択があり、€25の方をお願いしてみます。
このパスタを4人で分けて食べました。トリュフの香りが食欲をそそります。ローマで初めて口にしたのがこれで良かったと思えるような美味しさです。そうしたらもっと食べたくなり、今度はピッツァを注文することに。ローマでは知る人ぞ知る新進気鋭のピッツァ シェフ、ピエール・ダニエーレ・セウのお店です。ここは定番にすべきでしょう、ということでマルゲリータを選択、目の前にある大きな窯で焼いてもらいます。
もちろん、こちらも美味しかったです。スタッフもフレンドリーです。
10 pm 地元の人たちでいっぱいに。
Mercato Centrale Roma | Mercato Centrale
オフィシャル・サイトの落書き風デザインが可愛いです。チェックしてみてください。イタリア語と英語が選択できます。
最後に友人がピスタチオのジェラートを注文したのを、少しもらいました。日本で食べるそれとは違い、クリーミーで美味しかったです。これ、東京駅にあったら、毎日寄ってしまいたくなりそうです。
日本を出発してから14時間以上が経っていました。ホテルに戻り休むことにします。