GoTo トラベルキャンペーンを利用しどこかに行きたいと思っていたのですが、いかんせんなかなか休みが取れない。そこで近場の温泉に一泊だけでもししようということになり、「ホテルインディゴ箱根強羅」をJTBで食事込みのパックを予約した。
ホテルインディゴはIHG(Intercontinental Hotels Group)が欧米を中心に展開しているデザイナーズホテルで、今年日本に初上陸した。都心にオープンかと思われていたが、実際には箱根ということで関係者は驚いたらしい。
ホテルインディゴは全室露天風呂付きだが、水着着用で入る混浴の大浴場もある。写真を見る限りではスタイリッシュなおしゃれ空間のようだが、水着はどうなのか。そこで、チェックインする前に、別のホテルの日帰り温泉へ行くことにした。
<11月1日(日)>
箱根へは、特急ロマンスカーを使い、新宿から箱根湯本へ。娘と話しをしていたらあっという間。箱根湯本駅から徒歩で行けるホテル「天成園」に行く。ここは広いチェックインカウンターに日帰り用のデスクがあり、そこでロッカーのキーとリストバンドを受け取る。
ロッカーに荷物を預け浴衣に着替えたら手ぶらでOK。ホテル内の「憩い処」でランチを取るときもリストバンドを見せるだけ。飲食や有料のサービスは、帰るときに清算するようになっている。温泉は露天風呂もあり広々としている。
[公式]天成園|日帰り温泉のご案内|日帰り温泉・箱根湯本のホテル・旅館
14時半を過ぎたので、天成園からタクシーでインディゴに向かう。タクシーの窓からいきなり美しい建物が見えたと思ったら、そこが目的地だった。
チェックインカウンターには先客がいたので、私たちはカフェスペースに案内され、そこでお茶を飲みながら、チェックインの手続きをさせてもらう。チェックイン時に待たせないように配慮されているようだ。
上はカフェスペースから撮った写真。大きなバーカウンターがあり、天井は箱根の伝統工芸である寄木細工になっている。
さて、いよいよ部屋に案内してもらう。楽しみー♪
予約したのはデラックスツイン リバーサイドという部屋で、部屋に入ったとたん、ヘッドボードのアートが目を引く。昔の箱根の写真とイラストのコラボでしょうか。主張し過ぎないけれど、しっかり存在感があるこのアートは、ヒルサイドとリバーサイドではデザインが違うのだそう。
ベッド脇にあるコンパクトなソファ。 テーブルの上にあるちょっと高くなっている小テーブルはPC置き場でしょうか。面白い。
お茶やコーヒーももちろん飲めます。クッションと急須の色のコンビネーションがいい。
寄木細工っぽいデザインのモダンミニバー。引き出しが冷蔵庫になっていておしゃれ。"INDI五"ビールもありました。
ベランダにある露天風呂。外から丸見えなので、入るときにはブラインドを下す。
洗髪などするためのシャワールームもちゃんとあります。基礎化粧品やブラシはないので持っていったほうがいいでしょう。
ブラインドを下すとこんな感じ。
ベッドのすぐ前にテレビがあるかどうかというのが部屋選びのポイント。ヒルサイドではなくてリバーサイドを選択した理由はそれ。ごろごろしながら見るには近くにないとー。
部屋ではテレビを見たり、J.Wボックスの最新刊「発火点」を読んだり、、もちろん風呂にも入り温まった。仕事から解放されてこんな風に過ごしたいと思っていたのだ。
19時半から夕食なのでレストランへ。
「リバーサイド キッチン&バー」のダイニング。中央にある薪オーブンで豪快に肉を焼いている。
地元の食材を使った「箱根サラダ」。奥のパンにはトリュフ&海苔バターをつけて食べる。サラダ、前菜、メイン、デザートをメニューから選ぶことができる。
デザートの前にはすでにお腹いっぱいだったけれど、それでも完食。どれも美味しかったです。スタッフの方もフレンドリーで気持ち良く食事ができました。
<11月2日(月)>
朝食は昨晩と同じレストランのダイニングでいただく。メインのメニューは和風と洋風にメニューから選ぶ。
メインが運ばれてくる前に、バイキングで好きなものを食べる。サラダ、パン、ハム・チーズ、フルーツのコーナーがあり、どれも素晴らしく充実している。特にパンの種類が豊富で驚いた。もっとたくさん食べたかったがメインがくることを考えると、これが精一杯。
わたしはベネディクトセット、娘はポーク丼弁当を注文。わたしのほうもボリュームがあったが弁当のほうはそれを上回る量だった。
かつてこんなに朝食を食べたことはあっただろうかというくらい食べた。パンが美味しいので、販売してくれてもいいのになと思う。
また風呂に入り、窓から外を見たときの写真を撮ってみる。露天風呂なので、眼鏡をかけたまま入ってもレンズが曇らないから読書もできます。
チェックアウト時間までだらだら過ごし、ロビーに降りるとレストランはすっかり片付いていた。
ホテルから強羅駅まで車で送っていただく。終始気持ち良く過ごせたし、食事も良かったので、また機会があれば来たいと思う。
箱根湯沢までは登山鉄道を使う。
ここが終点だったらしく、乗車していた人は全員降りたので、わたしたちは座ることができた。
たった1泊だったけれど、ゆっくりできて良かったと思う。これから紅葉シーズンでさらに賑わうでしょうか。