2026/7/2
いよいよ帰国の日。バスでスタヴァンゲル空港へ向かう。
旅の終わりはいつも少し寂しい。とはいえ、この日は感傷に浸っている余裕もなく、朝から移動する。
空港内にあった壁画が素敵だった。少年のお腹から延びるベルトコンベアの上には、各国を象徴するようなものが次々と描かれている。イギリス、というよりスコットランドの次に現れたのは、、
はい、日本の招き猫。下に置かれた椅子と比べると、どれほど大きな作品かがわかるでしょう?
この壁画は、イタリアのストリートアーティスト、Millo(ミッロ)氏が手掛けたものだそうだ。モノクロを基調とした巨大な街並みの中に、ところどころ鮮やかな色が差し込まれていて、眺めているだけでも楽しい。
搭乗時間になるまでは最後の土産ものをさがし、空港内をうろうろ。時間になりゲートへ向かったものの、肝心の飛行機がなかなか到着しない。
このままでは、コペンハーゲン発の羽田行きに乗り継げないのではないか。などと思っていたら、ギリギリ間に合うくらいの時間になってようやく出発した。
コペンハーゲン行きの機内では、隣に座った40代くらいの男性と少しだけ話をした。彼はスウェーデン人で、1か月働いたら、次の1か月は休むというルーティーンで仕事をしているのだという。
なんだなんだ、その羨ましすぎる仕事は。それってスェーデンではよくあることなのかと聞いたら、笑って「普通じゃないよ」と返された。でしょうね。では、いったい何の仕事をしているのか。聞いてよいものか迷っているうちに、結局聞けないまま終わってしまった。あぁ、聞いておけばよかった。
コペンハーゲンに到着すると、皆で急いで乗り継ぎへ向かった。寸でのところで、全員がなんとか羽田行きの飛行機に搭乗することができた。7月になり、北欧の人たちは夏休みに入ったのか、機内は満席だった。
わたしは、機内で『Michael/マイケル』や『プロジェクト・ヘイル・メアリー』などの映画を観ながら、長いフライトをやり過ごした。
そして、ここからは今回の旅で買ってきたもの。
最初に行ったスーパーで買ったノルウェー発のオーラルケアブランド「ジョーダン(Jordan)」の歯ブラシ。女性の横顏とピンクと赤の絵柄がかわいくて一目惚れ。
左にあるのは、曲げたり、伸ばしたり、縮めたりできる水筒。一番小さくすると、パスポートを入れているポーチにも収まる。旅先で荷物を増やしたくないときに便利そうだったのと、日本ではみかけない形状だったので購入した。
ピンクは顏のスキンケア、上は白と水い色はハンドクリーム、その横は日本で常に愛用しているニュートロジーナのハンドクリーム。本場のものも試してみたくて買ってみた。
ノルウェー産のチョコレートとナッツ。
トロルスティーゲン展望台で購入したTシャツ。
登山鉄道フロム駅で衝動買いしたパーカー。背中の大きい「FLÅM」の文字が可愛いでしょう?
写真を撮っていると、わが家のモフモフ君(写真の右)も当然のように登場した。新しくやってきた荷物は、とりあえず自分で確認しなければならないらしい。
こうして買ってきたものを並べてみると、それぞれの品に、買った場所や、そのときに見ていた景色が結びついている。
また北欧へ行きたいな、と思う。唯一の欠点は物価が高いことなんだけれど、これが結構重要だったりする。
それでも、白夜の空、雨上がりの街、どこまでも続くフィヨルド、氷河、滝、そして自分の足で登ったプレーケストーレンの景色を思い返すと、いつかまた戻りたいという気持ちになる。
今度はいつ行けるだろうか・・。
(おわり)