
今年のGWは別の場所に行く計画を立てていましたが、そこは夏のほうがよいということで、行先を変更して秋のニュージーランドに行くことにしました。
最初は個人で行くつもりで、行程などを調べていたら、南島は鉄道が少なく、現地のバスツアーに参加するしかなさそうだったこと、マウントクックが見れるホテル、ハーミテージを予約しようと思ったら、5月中旬までは満室になっていたことなどから、ツアーに参加することにしました。
NZは秋なので、どの服を持って行こうか迷いました。リュックには機内でも着用できるようにウルトラライトダウン、スーツケースには冬に着ていたダウンも入れました。あとは春用と冬用のセーター1枚ずつとTシャツを複数枚、ハイキング用のジョガーパンツと細身の黒パンツを持っていきました。ミルフォード・サウンドは非常に雨が多いと聞いたのでレインジャケットも追加しました。
ネットワークサービスを利用するためAiralo eSIMを購入し、予めインストールしておきました。1週間4.5USDなので、大体700円くらい。安いので、もっぱら利用しています。それと、Audible、Kindleで本をDLしていき、さらに文庫本も持っていきました。
ツアー参加者は20名で、ひとり参加の方はいませんでした。息子の予定が合わなかったら、ひとりで参加しようと思っていたのですが、今回ばかりはいっしょに参加できてよかったと思いました。
オークランドに到着したところ。「なぜ天井から大きな飛行機が吊るされているの?」の問いの横に描かれている絵はニュージーランドの女性パイロット、ジーン・バテンでしょうか。
バスに乗り込み、いよいよ出発。広大な私有地の中にあるレストランでステーキの昼食をとったあとはワイトモ鍾乳洞へ。幻想的な青い光を放つ土ボタルを見学したあと、21人を乗せたボートでしばし暗闇の中を進みます。天井はところどころ青く光っていました。
鍾乳洞の中は、土ボタルへの配慮と思いますが写真禁止(おしゃべりも禁止!)でしたが、ボートが外に出るところでOKが出たので、写真を撮りました。
このあと、ロトルアまでバスで2時間ほど。途中、予定にはなかったのですが、ドライバーさんが、アラプニ・サスペンション・ブリッジに立ち寄ってくれました。アラプニ水力発電所があり、橋の上からは深い峡谷と鮮やかなワイカト川が一望できます。

バスを走らせること1時間、ようやくホテルに到着。部屋は広く、バスタブがあるのが嬉しい。
夕食後はマオリショーを楽しみました。
今回、紙の本はケイト・リンヴィルのシリーズの3冊目「罪なくして」を持っていきました。ドイツの国民的作家シャルロッテ・リンクのシリーズ本で舞台はイギリスです。
本を読んでいたら、眠くなりそのままぐっすり寝ました。今回は時差が3時間なので、とても身体が楽でした。
3日目。今日は南島に移動する日です。まずはロトルア湖に行きます。
NZで2番目に大きい湖。rotoは湖、ruaは2番目のという意味だそうです。
わたしが歩いている姿が鏡のように湖に映っているでしょう?水が透き通っています。
湖で自由に泳ぐブラックスワン。赤いくちばしがチャームポイント。
白くて美しいハシボソカモメがたくさんいました。ここは地熱地帯で湖畔のあちこちで蒸気が上がっています。硫黄の匂いがして、近くに足湯などもありました。
このあと、ロトルアから空路、クライストチャーチへ。モナベイル庭園や紙の大聖堂などを巡り、3時間以上かけてテカポ湖へ移動します。
お昼は移動時間と重なり、空港で買ったサンドウィッチを機内で食べただけだったので、夕方にはお腹がすきました。夕飯はホテル近くの日本食レストランでテカポ湖名物のサーモン丼をいただきました。大変美味しかったです。
ご飯の中にもサーモンが入っていて、見た目よりボリュームがありました。
4日目。出発が10時なので、朝食後、近所のスーパーマーケットまで行ってみることにしました。
上の写真は昨晩泊まったホテル。いくつかの棟に分かれています。
ホテルからすぐの湖、この横を散歩しながらスーパーに行けます。
大きなカートが引けるよう、通路が広いです。ここでお土産用のクッキーなどを購入。
10時前には皆さん集合し、一路テカポ湖観光へ。
テカポ湖の善き羊飼いの教会。地元の石を使った重厚で素朴な作りになっています。NZツアーの宣材写真にこの教会と星空を組み合わせた構図が使われているので、見たことがある人も多いのではないでしょうか。
ターコイズブルーが鮮やかで映えます。透明度が高く、美しいです。
このあとマウントクックへ向かいます。
泊まってみたかった「ハーミテージ」、ニュージーランドアルプスの最高峰・マウントクックを間近に望む名門ホテルです。
窓一面の山ビューと地元産メニューが魅力のアルパイン・レストランでランチをいただきます。
オプションでセスナ・ヘリによるマウントクック遊覧飛行を申し込んでいました。ツアーの中では、4人組の女性グループとわたしたち2人の計6名で参加予定でしたが、風が強いとのことでキャンセルになりました。
他の4名は明日の午前に振り替えできたのですが、わたしたちは明日のフッカーバレー・ハイキングのオプションも申し込みしていたため、そちらが優先となりました。
部屋からの眺望、ちょうど前にマウントクックが見えます。日本で見た天気予報では雨でしたが、なんと、素晴らしい天気に恵まれました。
少し休んだあと、ケアポイントまでハイキングすることにしました。マウントクック周辺で最も人気があり、2~3時間で絶景が楽しめるトレッキングコースのひとつです。
終着点がわからないので、行くときは「まだなのー?」と何度も思いました(し、たぶん声にも出していました)ww
氷河由来のミルキーブルーの湖が見れる展望台までたどり着いたときは、嬉しかったです。ホテルを出たときは暑くて半袖のTシャツでしたが、夕方になり涼しくなってきました。
ここはケアポイントという名ですが、Keaとはニュージーランドの高山に生息する世界唯一の高山性オウムで、非常に知能が高く、いたずら好きなんだとか。
5日目。午前はオプションで申し込んだハイキングです。ですが、フッカーバレーまで行く2番目の橋が2週間前の大雨で破損したため、行程を変更するとのこと。
申し込んだのは、わたしたち以外には1組のご夫婦のみでした。今回のツアーでは、ほとんどの人が、このハイキングが目的かと、勝手に思い込んでいたわたしでしたが、そうではなかったようです。ツアー参加者の年齢層が高めだったからかもしれません。
ニュージーランド人の可愛らしいガイドさん(4年間大阪に住んでいたというだけあり日本語が上手)が、ハイキングをしながら、鳥や山のことなど説明してくれます。
下方、左に見える橋がフッカーバレーへの1つ目の橋です。入口のところが封鎖されています(涙)。行けないとわかると、行きたかったと思うもの。まぁ、もし実際に行っていたら、途中で疲れ果てていたかもしれないのですが・・。
ということで、、、昨日行ったケアポイントにもう一度行くことになりました。
ケアポイントからの帰り道、ガイドさんが持っているのは、「ロード・オブ・ザ・リング」の1シーンの写真です。まさに目の前の山を使って撮影されたのだとか。
ホテルに戻り、カフェでランチを取ったあと、バスに乗りクイーンズタウンへ向かいます。マウントクックに24時間滞在できたのはとても良かったです。
途中に寄ったアロータウンは、ニュージーランドの中でも🍁紅葉が特に美しくなるエリアとして有名だそうです。
19世紀のゴールドラッシュ時代に来た中国人鉱夫の住居跡。
金鉱時代の雰囲気が残る可愛らしい町並みが印象的です。おしゃれな雑貨ショップにも立ち寄りました。
ちょうどAutumn Festivalの日だったので、町の人たちが集まり賑やかな雰囲気でしたが通常は人が少ないのかなぁと想像。
今晩の夕食はホテルレストランのコースでした。数日前に、前菜とメイン、デザートを選んでありました。
わたしはメインにラム肉を選びました。臭みは全くなく、柔らかくてとても美味しかったです。ただ全部は食べきれず、いつものように息子に食べてもらおうと、別テーブルに座った彼のほうを見てみると、彼の皿には、周りのおばさまたちが食べきれなかったと思しき肉と魚で山盛りになっていました。あとで聞いたところによると、3人前は食べたのでは?という・・(笑)
6日目はバスで世界遺産ミルフォード・サウンドへ。およそ5時間くらいかかります。
テ・アナウからミルフォード・サウンドへと続くミルフォード・ロードは、多彩な自然風景とダイナミックな景観が次々と現れるので飽きることがありません。サウンドに行かずともロードは行くべしと、おすすめしたくなります。
途中で寄ったミラー湖。短い遊歩道があり、そこから写真が撮れるようになっています。その名の通り、湖面に山が鏡のように映っています。
モンキー・クリークでもいったん下車します。山の中腹から湧き出してくる清流は透き通っていて、飲めるのだそうです。少し雨も降ってきて、とても幻想的な雰囲気です。
モンキーといってもサルがいたわけではありません。19世紀にこの地を探検した人物の犬の名前が「Monkey」で、それが地名として残ったという説が有力らしいです。
途中下車をしたり、車窓を楽しんでいたら、もうミルフォード・サウンドに着きました。乗船時間までは自由なので、周りを歩いてみます。
本来は、ここは氷河が山を削ってできたので、地形学的には"Milford Fjord"(ミルフォード・フィヨルド)と呼ぶべきところ、最初に間違って"Sound"と呼んでしまい、それがそのまま使われているのだそう。
わたしたちが乗る船が戻ってきました。
乗船後は、皆で幕の内弁当をいただき、少し休んでから甲板に出てみることにします。
周囲の山々は花崗岩質で水をほとんど吸わず、海面からすぐに1,000m近く立ち上がる急斜面になっているので、滝は勢いよく轟音とともに流れ落ちてきます。
滝のしぶきを浴びると10歳若返るというので、喜んでわたしも浴びました。効果を期待したいところです。
3つ目のオプション、ミルフォード・フライバックにも申し込んでいました。これはミルフォードからクイーンズタウンに飛行機で戻るコースなんですが、気象条件に左右されやすく催行率は30%くらいだと書いてありました。
なので、あまり期待していなかったのですが、催行されると聞きテンション上がりまくりです。マウントクックの遊覧飛行ができなかったので、なおさらです。
クイーンズタウンからミルフォードサウンドまで、地図上で直線を引くと、割と近そうなのですが、車道を走るためにはグルっと大回りして行かねばならないのです。それでバスだと5時間かかってしまう。でも飛行機なら40分程で戻ることができます。
写真の位置情報からダート川と思われます。ワカティプ湖の北端に流れ込む主要な川です。怖いぐらい美しいです。
少しずつ、高度を下げて、ホントにあっという間に到着してしまいました。一緒に乗った同ツアーの方が、「昨日のマウントクックの遊覧飛行より、こちらのほうがずっと良かった」とおっしゃっていました。乗れてよかった!
飛行機から降りて、事務所で料金を支払ったあとは、専用の車でホテルまで送ってくれます。ホテルに着いたのが16時過ぎくらい。せっかくなので街の中心まで行ってみることにします。小さい街なので徒歩15分くらいです。
コンパクトでキレイな街です。いくつかお土産屋などを周り、17時半になったところで、少し早いけれど、夕食にしようということになりました。今日は自由夕食です。
クイーンズタウンで「名物グルメ」として圧倒的な人気を誇る店ファーグバーガー(Fergburger)に来ました。行列ができていますが、割とさくさく進みます。店内のイートインスペースは小さいのでテイクアウトします。
購入すると番号が渡されます。公式サイトで用意できた番号がわかるので、少し周りをブラブラして時間をつぶしました。待ち時間は20分弱だったかと。
バーガーを受け取ったら、目の前の道路にちょうどタクシーが停まったので、それに乗ってホテルまで戻ってきました。できるだけ早く食べたかったので。
一口食べると、隣のベーカリーでつくっている自家製のバンズがまず美味しい。パティは分厚くてジューシー、野菜もたっぷりでBBQソースもGood! 大きいので、食べ応え十分です。並んででも買った甲斐がありました。
7日目。国内線で、オークランドに戻ります。

オークランド到着後は、車窓からハーバーブリッジを観たり、最後のお土産を買うための店に寄ったりしてから、ホテルにチェックインしました。夕食までの自由時間を使ってスカイタワーに上ってみました。


なんとか撮れた写真、このあとは天気が悪化し、外が見えなくなってしまいました。それにしても、わたしが今までに登ったタワーの中で一番怖かったです。
360度の壁全面が足元までガラス張りで、しかも垂直よりも内側に傾斜(10度くらい?)していて、まるで空中に浮かんでいるような感覚。壁に寄りかかったりしようものなら、そのまま落ちてしまいそう。
また、床の一部が強化ガラスでできていて、真下の地面が透けて見える構造も、恐怖感を増幅させる要因なんだろうと思います。もちろん怖すぎてガラスの上には立てませんでした。
外に出て歩いたりジャンプするアトラクションもあるそうですが、そんなことしたら、気絶しそう。こわかったーと興奮冷めやらぬまま、ホテル前の集合場所に向かいます。
仲良くしていただいたツアーの皆さん、潤滑油のような存在の添乗員さんといっしょに食べる最後の夕食は、レストランの鉄板焼きです。シェフによる炎のパフォーマンスも良かったですし、どの料理も美味しかったです。
帰りの飛行機は揺れが少なく、とても快適でした。比較的安定した気流の上を通ったのか、機体が新しそうだったので乱気流緩和装置が搭載されていたとか?
そのおかげでKindleで本を読んでも全然大丈夫でした。いつもは酔ってしまいそうになり、Audibleで聴いているだけなんですけれども。ちなみに、読んでいた本はジュリー・クラークの「プエルトリコ行き477便」、続きが気になって一気読みしました。
買ってきたおみやげです。