misasa104の旅行記

旅行の日記・備忘録です。最近は国内旅行が多くなりました。

2023/11 秘境「寸又峡」へ!「香嵐渓」と大井川鐡道

2023年3月に参加したクラブツーリズムの北海道ツアーが良かったので、また行きたいと思っていました。秋になり、ひとり旅のツアーを探していたら、大井川鐡道に乗車できるコースを見つけ、申し込みました。

旅行に行く一週間ほど前にぎっくり腰になってしまい、行けるか心配していたのですが、なんとか無事に参加することができました。

2023/11/24(金)

ツアーには男性2名、女性18名の計20名が参加していました。3月のツアーよりは年齢層が高めのイメージです。若い人は、、添乗員さんだけ。

東京駅から新幹線こだま号に乗り、豊橋駅まで行きます。座席は決められていて、わたしは3人席の窓際の席でした。隣に座った方が積極的に話しかけてくれたおかげで、緊張もなくなり、3人でおしゃべりをしていたら、あっという間に到着です。

豊橋駅からはバスに乗り込み、香嵐渓(こうらんけい)に向かいます。わたしは知らなかったのですが、紅葉の名所として有名なんだとか。ツアー参加者の中には、今回で5回目という方もいました。

バスは1人2席で、1時間半ほど乗っていたと思います。バスを降り、後ろを振り返ると、そこには息をのむような美しい、色鮮やかな景色が目に飛び込んできました。香嵐渓の入口にもなっている橋まで全員で行き、そこからは約150分の自由時間となります。

1人マイペースで、地図を見ながらグルっと周ってみます。

集合時間まではたっぷり時間があるので、香嵐渓の北側にある古い町並み、足助(あすけ)まで足を伸ばしてみることにしました。

素敵な小径を進んでみるとカフェがあるようなので、寄ってみることします。ノスタルジックな雰囲気が漂う書店の奥にあるカフェです。Kuranonaka Gallery / Manlyn Bookstore

さらに奥には蔵のギャラリーなるものがあるらしい。スタッフ3人が着用している服が素敵なので、わたしも買いたくなりました。(ツアーじゃなく来ていたら、買っていたと思います)ホットコーヒーを飲んで一息入れたところで、集合時間に間に合うよう帰ることにします。

5分前には全員集合、予定通り、バスで浜名湖のホテルに向かいます。

17:30頃、ホテルに到着。解散後、フロントで各自キーを受け取り、翌朝までは自由です。【公式】THE HAMANAKO(ザ 浜名湖)|静岡・浜松のリゾートホテル

3人は泊まれそうな部屋です。夕食が19時半からとなっていたので、それまでシャワーを浴びてくつろぐことにします。

金曜日の夜ということもあってか、夕食会場はかなり混雑していました。とりあえず、並ばなくても取れる料理をいくつか選び、それらをつまみにビールを飲んでいるうち、少し空いてきました。天ぷらや寿司、ロースビーフなどを追加で取ったのはいいのですが、少し食べ過ぎました。ふぅ!お腹いっぱいです。

2023/11/25(土)

朝食は、会場に向かうエレベータでいっしょになったツアー参加者の方といっしょに食べることになりました。年上のその方は、旅好きのご主人と世界各地を訪れたと言います。わたしは途中から朝食はもうどうでもよくなり、彼女の南米旅行の話しに夢中になりました。

若いうちにできるだけ、遠いところに行っておいたほうがいいわよ。歳をとるとさすがにもう遠くにはいけなくなってしまうから、と。もちろん、わたしはそう若くはないのですが、その言葉をありがたく受け取りました。

さて、バスで大井川鐡道の新金谷駅まで向かいます。今日は、大型バスでは行けないところもあるということで、1人1席の小型バスです。

列車が見えてきただけでテンションが上がりますー!

大井川鐵道【公式】

歴史を感じさせる牽引車、現役で活躍しているのだから、すごい!

わたしたちが乗るSLが入線してきました。

車内は4人向い合せのボックス座席、レトロ感があり、清潔でどこか気品のようなものを感じます。天井には扇風機と蛍光灯、網棚の網は本物で、タイプスリップしたかのようでした。

そして、このボックス席がこれまた楽しかった。わたしの横は同年代の方、前二人には先輩の女性です。これまで行った旅行の話しに花が咲き、おおいに盛り上がりました。他人(ひと)の話しを聞くって、こんなにも楽しいものでしたっけ?

SLのあとは、またバスに乗り込みます。

車中から、トーマス号が並んでいるのを発見。遠いけれど、みんな顏が違うようです。

13時50分頃、到着。松花堂弁当がすでに用意されていました。今回の旅行で一番美味しかったです。

寸又峡温泉 翠紅苑【公式】|宿泊・日帰り温泉

食事のあとは添乗員さんの引率で、寸又峡(すまたきょう)に向かいます。独自に出発した参加者の方もいらっしゃったようですが、わたしは方向音痴なので、はい、みなさんといっしょに行きます。

寸又峡の夢のつり橋です。橋を渡るのに30分待ちだそうです。今回のツアーでは時間制限のため、上から見るだけでしたが、十分美しかったです。

再びバスに乗り込み、最後の見どころである奥大井湖上駅が見下ろせる展望スポットに行きます。湖の上にある秘境の駅です。

16時半くらい。最終の列車は行ったあとでした。夕日が湖面に映り、なんて美しいのでしょう。写真ではわかりづらいですが、湖面の色は深い緑で、スイスで見た湖を思い出しました。

湖のグリーンと赤い橋、そして紅葉のコントラストが印象深いです。

よく見ると、線路脇に延びる遊歩道を歩いている人もいました。

帰りはバスも新幹線も、隣になった人と打ち解けて会話もはずみ、最後まで楽しいツアー旅行となりました。また、行くでしょう・・きっと。