misasa104の旅行記

旅行の日記・備忘録です。

2025 夏:乾季のケニアで野生動物に出会う③

5日目の早朝。昨日まで雲が厚く、見ることができなかったキリマンジャロが姿を現しました。キリマンジャロタンザニアにある山ですが、実は全体がきれいに見えるのはケニア側のアンボセリ。遠くに広がる裾野と雪をいただいた山頂、その全景を望むことができるのはこの場所ならでは、ということらしい。

皆で撮影していると、羊を連れたマサイの人々に出会いました。マサイの人にとって、牧畜は生活の中心です。牛や羊、ヤギと共に暮らし、移動し、子どもたちも幼いころから動物の世話を手伝うのだそうです。手を振ってくれた笑顔に、旅人を温かく迎えてくれる素朴な優しさを感じました。

今日はナイバシャ湖に移動します。まずはナイロビまで戻ります。ナイロビではモールのスーパーでお土産用のお茶やチョコレートを買いました。そしてランチは久しぶりの日本食。嬉しかったです。

そのあとは長いドライブのあと、ナイバシャ湖に到着しボートサファリを体験。2グループに分かれてエンジン付きボートに分乗します。

ボート乗り場の近くにアフリカトキコウ(キバシコウ)がエサを探していました。

小学生かしら。こちらに向かって手を振ってくれています。風が心地よく、何時間でも乗っていたい気分でした。

モモイロペリカン

湖畔で草を食べていたのはウォーターバック。首から胸にかけてふさふさしています。水辺を好み、危険が迫ると水に飛び込んで逃げるそうです。

湖面に広がる浮草の上を、まるで忍者のように歩く鳥を見つけました。アフリカレンカクという名前で、指がとても長いため水草の上でも沈まずに歩けるのだそうです。オスが子育てを担当する珍しい鳥で、危険が迫るとヒナを翼の下に隠して運ぶ姿も見られるとか。

ボートから降りて、クルマに乗ったとたん、すごいスコールが降ってきました。今日宿泊するロッジへと進みます。

大きな窓から広大な庭が見えます。庭にはたくさんのシマウマ、ウォーターバックがいました。


翌朝、朝食会場に向かおうとしていたら、暗がりの中、すぐそばにシマウマがいて、びっくり。数メートルの距離です。近くてみるこの縞模様、、やはりアートですよね。

6日目の午前は、ナクル湖国立公園でゲームドライブです。

公園に入ってすぐにキリンに出会います。出会ったのは珍しいロスチャイルドキリン。わたしは、白ハイソックスと呼んでいます(笑)。ちょうどオス同士が首を打ちつけ合う“ネッキング”をしていて、メスをめぐる力比べの真っ最中(と想像、近くでこの様子をメスがみていたので・・)。

別の場所にいたキリン。こちらは足が見えないのでハイソックスかどうかわからないのですが、大きな多角形の斑紋がはっきりと白い線で区切られており、「網目状」に見えるのでアミメキリンかと。(今までの長い人生でキリンの種類を考えたことなどなかった)

少し離れた先にクロサイがいました。密猟で数を減らし“幻のサイ”とも呼ばれる存在ですが、保護区の努力によってこうして姿を見せてくれるのは本当に奇跡のよう。鋭く尖った口先は低木の枝葉を食べるためのもので、同じサイでも草を食べるシロサイとは口の形から違うのだそうです。

しばらくクルマを走らせると今度はシロサイを見つけました。藪に潜むのを好むクロサイと、草原に出てくるシロサイ。まさにその通り!

ドライバーさんが急に道を曲がったと思ったら、そこにはメスライオンが。

そして、ついにオスラインが登場。喉が渇いていたようで、豪快に水たまりの水を飲んでいました。クルマのすぐ横を通ったとき、手を伸ばせば触れそうなこのライオンと目があったような気がしました。威厳に満ちた金色の目が、こちらを見ていたような。

バッファローの群れやキリン、シマウマに遭遇しながら、ナクル湖を後にします。短い時間でしたが、とても充実したライドになりました。

次は、最終目的地マサイマラ国立保護区に向かいます。

車窓から目に入ってくる人々の装いも旅の楽しみのひとつでした。カラフルな布を肩から羽織ったり、腰に巻いたり、それぞれの着こなしがステキで、鮮やかな色彩が市場の風景をさらに明るくしていたように思います。

 

<つづく>