misasa104の旅行記

旅行の日記・備忘録です。最近は国内旅行が多くなりました。

2023/04 新潟・秋田:②秋田内陸線に乗って角館へ

新潟から秋田へ。どこに行こうかと思っているときに、下の動画を見て、秋田内陸線に乗ることに決めた。

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4/16(日)

つがる1号に乗って秋田駅から鷹ノ巣駅まで向かう。電車が入線してきたとき、昨日のいなほと同じ?と思ったが、よく見ると違うし、色もこちらのほうが明るい。

朝、通勤以外で電車に乗るのは、これから旅にでるーという感じでわくわくする。

今回も窓際席を確保したので、ずっと車窓を眺めていた。何て楽しいのでしょう!

およそ1時間10分で鷹ノ巣駅に到着。この駅で降りた人は数えるほどだった。

秋田内陸縦貫鉄道

JRの改札を出て、すぐ横にある秋田内陸線の入口に向かう。こちらは駅名に「ノ」が入らない鷹巣駅。

途中駅で1回に限り下車できる片道乗車券「片道寄り道きっぷ」(¥1,800)を窓口で購入する。

わたしが乗るのは、10:05 鷹巣駅⇒11:05 阿仁合駅、11:30 阿仁合駅⇒13:30 角館。鷹巣駅⇒角館駅まで乗り換えなしで行ける列車もあるが本数が少ない。敢えて、乗り換えするのも楽しいかと。

ホームに入ってみると、さきほど降りたJRのホームとつながっている。入口が違うだけのようだ。黄色の電車が待っていた。乗客は5人と少ない。

車内は秋田犬のポスターだらけでどれもかわいい。シートの模様もよくみると秋田犬になっている凝りよう。

ボックス席の間の窓際にあるテーブルには、駅のマップが書かれている。これを見れば、自分が今どのへんにいるのかわかる。

単線なので、いくつかの駅で上下線の待ち合わせをする。その場合はアナウンスがあるので、ホームに降りて写真を撮ったりすることもできる。上の写真は合川駅の待ち合わせの様子。この日は雨だったため、車内から撮ったものだけれど。

米内沢駅を過ぎた頃から、阿仁川と並行して走るので進行方向の右側から川を見ることができる。写真は阿仁川に合流する小又川を渡っているところ。

阿仁合駅に到着し、下車する。この駅は、秋田内陸縦貫鉄道の本社と車両基地があり秋田内陸線のほぼ中間に位置する。

雨が強くなってきた。出発までは20分くらいあるので、駅舎に入る。2018年にリニューアルしたという駅はとてもキレイ。1階にはお土産屋さん、カフェもあり、トイレも明るく清潔だ。

2階はフリースペースのようだ。窓から列車を眺められるようになっている。1階の売店で飲み物を買ってゆっくりしても良さそう。

2階を見ていたらアナウンスがあり、そろそろ出発しそうだ。

赤い列車の向こう側に若草色の列車が見えるでしょうか。秋田内陸線の列車はカラフルで見るのも写真を撮るのも楽しい。

ここからは山あいを進んでいく。

阿仁合駅から2つ目の萱草駅を出るとすぐに阿仁川を渡る。この橋「大又川橋梁」が絶景スポットになっていて、橋が近づいた頃にアナウンスが入り、ゆっくり走行してくれる。

まだ少し雪が残っている。

ここでも待ち合わせ。今度はブルーの列車。

ここではホームに降りてみた。少しだけ雨が弱くなってきた。

途中、松葉駅で外国人の団体客が乗車してきて、車内は一気に賑やかに。なんでこの駅から?と思ったけれど、ここから田沢湖まで近いので、湖⇒内陸線というコースなのかしら。

気付いたらもう角館駅だった。雨は降っていないが、寒い。持ってきていたライトダウンを着る。

お食事 | 秋田 角館 ホテル フォルクローロ角館 | 公式サイト

駅前にあったホテルの1階にあるレストランで、比内地鶏の親子丼をいただく。混んでいたので少し待ったけれど、わたしが入ったあとは空いてきた。13時半なので、ランチのピークを越したのでしょう。

遠目から見た角館駅

武家屋敷が立ち並ぶ通りまで来た。両側のしだれ桜がずっと続いている。想像していたよりもたくさんの観光客が楽しんでいた。

桧木内川堤の桜もちょうど見ごろで、露店がたくさん出ていた。こちらも賑わっていた。

はじめてのこまち。ぎりぎりにチケットを取ったので、通路側の席しか空いていなかった。では、持ってきていた本『頬に哀しみを刻め』に集中することにしよう。今のところ海外ミステリー2023のベストではないでしょうか。

 

今回初めて行きの切符だけを買って出かけた。今はネットからeチケットを購入できるようになったので、乗りたい場所や時間を決めたときにいつでも買えるので便利。

きっちり予定を立てるのも好きだけれど、一人旅なら今回みたいに予定をあまり立てずとりあえず出かけてしまうのもいいものだなと実感した。

それと列車に乗るのがどんどん楽しくなってきた。また観光列車やローカル線など機会を見つけて乗りたいと思う。