misasa104の旅行記

旅行の日記・備忘録です。最近は国内旅行が多くなりました。

2023.08 スイス旅行:⑧氷河特急とレーティッシュ鉄道ベルニナ線乗車

ツェルマットから氷河特急(グレッシャー・エクスプレス)に乗ります。5月下旬に昼食と席を予約していました。乗車券は前日にツェルマットの駅で購入済みです。

氷河特急はパノラマ展望車両で全席指定になっています。7つの谷、291の橋、91のトンネルを抜けて約8時間もかけてアルプスを横断します。

10分くらい前に乗車すると、わたしたち以外の乗客はすでに乗り込んでいました。ホテルが近かったので、出発時間に合わせてチェックアウトしてきたのですが、もっと早くても良かったかな。

2等席は4人席のボックスシートなので、わたしたちは窓際の席、その横に二人組の女性(たぶんドイツ語を話していらっしゃったと思います)が座っていました。

ビールを注文し、車窓を楽しんでいたら、あっという間にランチ時間に。

サラダ、メイン、デザートがつきます。テーブルにお皿が置かれて、大きなボールを持ったスタッフが皿に盛ってくれます。メインは最初にライスを持った人が皿に盛り、次に肉を持った人が、その次に野菜を持った人が、という感じで盛り合わせてくれます。

料理はいくつか選択肢があります。ベジタリアン用もあります。

車窓を楽しみます。

ディセンティス駅(Disentis/Muster)で10分程、停車します。車外に出ることもできます。身体を伸ばすために、わたしも少しだけ外に出ました。

スイスに来てから見る川がどれもキレイで、つい写真を撮りたくなります。

クール駅(Chur)に到着すると、そのまま逆向きに出発します。ツェルマットからは進行方向左側でしたが、クールからは右側になります。氷河特急のハイライトであるランドヴァッサー橋は、動画を撮っていたので写真はないのですが、右側のほうが良くみえると思います。

ただ、逆向きになったため、わたしは車酔いしてしまいました。息子が席を代わってくれると言ってくれたのですが、隣席の人に立ってもらうのも悪いかと無理していたら、やはり途中から酔ってしまった。

サンモリッツ(St. Moritz)に到着。駅の向こう側には湖が広がっています。駅からホテルまでショートカットで行きます。駅を背に左手に進みます。

旗が立っているほうを目指し、写真のような歩道を進みます。

屋内駐車場に続く入口があります。

駐車場をまっすぐ進みます。

その先に長いエスカレーターがあるので、それを上っていきます。

エスカレーターを出るとモールのような建物が見えます。上の写真は朝に撮ったものなので、閉まっていますが、日中は営業しています。

建物の間に階段とエレベータがあるので、そこを上っていきます。
ホテルの近くに教会がありました。

宿泊するのはArt Boutique Hotel Monopolで、シングル×2を予約しました。落ち着いた雰囲気の部屋です。

Art Boutique Hotel Monopol St. Moritz

部屋で少し休んで、夕食に出かけます。

歩いていて、良さそうなお店、Schweizerhofというホテルの1階にあるレストラン アクラ(Acla)に入ってみます。

きのこのパスタがとても美味しかったです。

翌日、朝食の開始時間に行ってみると日本人ばかりでびっくりしました。大手のツアー参加者も同じホテルに泊まっていたんですね。

この日はベルニア鉄道に乗って、イタリアのティラーノ駅まで行きます。Indexのページにも書きましたが、ベルニナ急行の指定席を買っていました。5月下旬時点で朝出発の座席は1等席完売、2等席も窓側は空席がなかったため、午後発の座席を購入したのですが、これに乗ると、ティラーノから戻って、チューリッヒに到着するのは遅い時間になります。

そこで、指定券は使わずに朝出発の普通車で行くことにしました。急行と普通の乗車時間の差はほぼありません。急行が普通車とは違うのは、全席指定のパノラマ車両というところです。特別感はあると思いますが、今回は時間を優先することにしました。

7:48出発の列車です。1番後ろの車両に乗りましたが、わたしたち以外には誰もいません。

普通車は窓を開けられるので、左右の窓を開けて、右に左に移動しては写真を撮りました。

わかりづらいですが、羊の群れです。

ずっと車両にはわたしたちだけでした。もし次に乗ることがあったら、途中下車をして、ハイキングをしたいなと思えるところがたくさんありました。

約2時間半の乗車を楽しみ、ティラノ駅に着きました。

写真の日本語表記の駅名札はレーティッシュ鉄道箱根登山鉄道が姉妹鉄道となっており、箱根登山鉄道から寄贈されたものだそうです。

駅を降りると、すぐ横にはイタリア鉄道の駅舎が見えます。8月は工事のため、一部の区間を運休しているようでした。このイタリア鉄道に乗って、ミラノまで行くことができます。

ティラノの町を一回りして帰ることにします。帰りは、Le Prese駅まで電車で行き、そこからバスに乗り換え、Semedanを経由してチューリッヒ中央駅まで行きます。5時間22分の道のりです。

チューリッヒ中央駅の様子です。人が多いです。

走っている列車も多い・・。

遅いランチを取るため、レストランに向かいます。スイスに来てはじめて、暑いと感じました。

ツォイクハウスケラー(Zeughauskeller)という有名なレストランです。旧武器庫を改装した店で、雰囲気が良いです。

夜の時間帯は予約でいっぱいのようで、19時までならOKということでした。入店したのは17時頃なので、ちょうど空いている時間帯だったのかもしれません。

何語のメニューがよいかと聞かれ、ダメ元で Japaneseと言ってみたところ、本当に日本語メニューを持ってきてくれました。

食後は少し散歩をします。

平日ですが人が多く、賑わっていました。

駅も立派です。

中央駅から、空港までは電車ですぐです。空港近くのHyatt Place Zurich Airport the Circleに泊まります。

https://www.hyatt.com/en-US/hotel/switzerland/hyatt-place-zurich-airport-the-circle/zrhzz

昼食時間が遅かったので、ホテルのバーで飲み物だけでも、とZoom Barに来たのですが、結局、つまみやらパスタを食べることに。旅行に来て、胃が元気になったのかも?

翌日の朝食は、かなり充実していました。ずっとここに泊まっていたい気持ちになります。

余裕をもって空港に行きます。

10:50チューリッヒ発、ヘルシンキ乗り換えです。ヘルシンキ空港では、マリメッコに寄って、今回来れなかった娘にTシャツとバッグを、ついでに、自分用のトートバッグも買いました。

スイスで買ったお土産の一部です。上の山の形をしたチョコの詰め合わせは、3種類のチョコが入っていて、とても美味しかったです。右はスイスのスキンクリームとハンドクリームです。チョコが配合されていて、つけるとふんわりとチョコレートの香りがします。

 

わたしの旅行日記(備忘録)に付き合ってくださり、ありがとうございます。これを書きながら、すぐにでもまたスイスに行きたくなりました。物価は非常に高いですけれど、行く価値ありと思います。

 

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