12月、仕事の区切りがついたので長期の休みをとることにし、1週間かけて国内旅行に行くことにした。一人で旅に出るなんて学生のとき以来、何十年ぶりのこと。
行き先は悩んで、以下のようにした。
東京⇒(新幹線)⇒尾道⇒(新幹線・山陽本線・フェリー)⇒宮島⇒(瀬戸内海汽船)⇒松山⇒(宇和島運輸フェリー)⇒別府⇒(飛行機)⇒東京
07:09 東京発のぞみ号で福山まで行き、こだまに乗り換え11時前に新尾道に到着。そこからバスで尾道駅へ向かう。尾道を知ったのは、1982年の映画「転校生」だった。いつかは行きたいと思っていたのだ。
尾道駅2階のHOTEL BEACON ONOMICHIに荷物(リュック)を預け(実際には宿泊客用の無料ロッカーがある)身軽になって出かける。その前に昼食をとるつもりだったが、気が急いていたのか駅前に停まっているタクシーについ乗ってしまった。じゃぁ「ロープウェイ乗り場まで」と言うと、運転手さんから意外な返事が返ってきた。
今日はロープウェイは動いていないという。確かに公式ページに「12/1~12/23は運休」と書いてあるではないか。結局、千光寺頂上展望台の近く、ギリギリ車で行けるところまで乗せてもらうことにする。
タクシーを降りて少し歩くと立派な展望台がある。
天気予報では雨となっていたので覚悟してきたけれど、雨にはならなかった。
このロープウェイに乗るつもりだったが、まぁメンテナンスは重要なので、致し方無い。
少し明るくなってきた。
天寧寺の三重の塔は存在感がありますねー。
ポスターにも使われたという海まで見渡せる、千光寺新道。このまま下に降りていこう。
お腹が空いてきたので、本通り商店街をフラフラと歩き良さそうな食堂を見つけた。
尾道ラーメンを注文。ダシのきいた醤油ベースのスープに、背脂のミンチが表面に浮いている。上にはオーソドックスな具がのっていて、メンマの香りが食欲をそそる。こってりだけどあっさり食べられて、美味しい!ラーメンに餃子やチャーハンをつけるアベックどんぶりもあるよう。
商店街から、海のほうに行ってみることに。海沿いを歩き、倉庫を改装して出来たONOMICHI U2まで足を延ばす。最初は、このU2の中にあるホテルに泊まろうと思っていたが、利便性を考え駅ホテルに変更した。
しばらく海沿いをブラブラし、また山側に戻ってみることにする。
階段の上にパラソルが立っていて、その横の黒板にメニューらしきものがみえる。頑張って登ってみよう。
Cafe Bonheur(カフェ・ボヌール)という小さなカフェで一休み。
ゆっくりしたあと、なんとか下には降りずに西に移動できないかググってみる。ここで下まで降りたらもう上る元気はないかもー。
清浄山光明寺 最近ではパワースポットとして人気だとか。
そのまま西の方に進み、下の写真右の階段を上って行くと・・
MiTeMiという新しい展望台があるらしい。
小さい展望台だけれど、素晴らしい眺望がひらけている。小さいベンチに座り、すでに悲鳴をあげている膝を休めることに。どこを切り取っても絵になる街だと思う。
疲れたーと階段を下っている途中、下の方でわたしのことを見上げて鳴いている猫に出合う。人慣れしていて、わたしが近くに行くと、止まってこちらを向いてくれる。よく見ると、きちんと手入れされているキレイなネコさんだ。地域ネコでしょうか。
暗くなる前にチェックインしよう。
HOTEL BEACON ONOMICHI -ホテルビーコンおのみち-
今年7月にオープンしたホテルというだけあって、何もかも新しくて気持ちよい。テレビが大きく、YouTubeなどの動画も視聴可。最近地上波はほとんど見ないので、嬉しい。電車の音?わたしはまったく気にならなかったし、夜もぐっすり眠れた。
ホテルの朝食は、広島・尾道の食材を活かしたというモーニング・ボックスをいただく。はじめはわたし一人だけだったので、レストランを独占していた。
ホテルの入り口(つまり駅の2階)から撮った駅前の様子。朝になったら、また山側に行ってみようなどと思っていたが、ふくらはぎがパンパンになり断念する。
このあと新尾道に移動し、こだまで広島まで行き、そのあとはJR山陽本線で宮島口に向かう。