2015年1月に完成したスカイ・ガーデン。360度パノラマでロンドンを見渡せる展望台です。
行く前にネットで調べると、スカイガーデンを紹介するサイトには、必ずと言っていいほど、ザ・シャード(The Shard)と比較されていました。というのは、シャードの方は入場料が31ポンド、スカイガーデンは無料だからなんですね。シャードはヨーロッパで最も高く、その高さはスカイガーデンの約2倍なので、高いところが好きな方ははずせないスポットかもしれません。
さて、スカイガーデンに話しを戻します。場所はロンドンの金融街シティにある高層ビル「20フェンチャーチ・ストリート」の最上階にあります。このビルは上部に向かって広がる、とても変わった形状になっていて、「ウォーキー・トーキー」(トランシーバー)と呼ばれているんだそうです。地震大国に住んでいる私からすると、地震が来た時にこの建物は大丈夫なのか心配になってしまいます。
真中に見えるのがスカイガーデンのビルです。
無料ということで、多くの観光客が押し寄せるためか、ここは予約をとってからでないと入場できません。ですが、いろいろなサイト情報から「ウォークイン アワーズ」(walk-in hours)という時間帯なら予約なしで入れることがわかりました。なので、ロンドンについてから、天気の良い日に合わせて行こうと思っていたのですが、せっかくなので、スカイガーデンにあるダーウィン(Darwin)というブラッセリで朝食をとることにしました。出発の前日にロンドンの天気予報を調べてオンラインで予約しました。
時差ボケで朝早くから起きていた私たちは7時頃にホテルを出て、スカイガーデンまでのんびり歩いて行くことにしました。ホテル前の大通りを東の方へ進んで行きます。ヨーロッパらしい建物に、ようやくロンドンに来た!という実感が湧いてきます。
巨大な石造りの立派な建物は王立裁判所(Royal Courts of Justice)です。 中を見学することもできるようです。なんと並べば傍聴もできるのだとか。
こちらはセントポール大聖堂(St Paul's Cathedral)の西側フロント。外から見ただけでしたが、こちらも堂々たる建物です。
スカイ・ガーデン(Sky Garden)
ホテルからまっすぐ歩いていくと、モニュメント駅(Monument station)の交差点に到達します。この交差点で、はて?どちらに行けばいいだろうと迷うのですが、スターバックスを見つけて、その通りに行くのが早いです。
スカイガーデンに行くには、ビルの正面ではなく裏手から入場します。私たちが着いたのは8時くらいだったので、誰も並んでいませんでした。レストランで予約していることを告げると、簡単な荷物チェックをし、そのまま通されました。エレベータは35階にだけ止まるようになっていました(たぶん)。
エレベータを降りると、そこはネットで見ていた通りの光景が広がっていて、思わず感嘆の声が漏れました。35階で降り、ガーデン脇の階段を上がると「Darwin」の看板があるので、そこを曲がり細い緩やかなスロープを進むとレストランの入り口があります。
この先にレストラン入り口があります。
8時に予約したんですが、まだ私たち以外の客は来ていませんでした。その後少しずつ人が増えてきました。このレストランは35階から見ると飛び出したように設計されていて、店内から下のフロアが見えるようになっています。
レストランから見るとこんな感じです。
店員の皆さんはフレンドリーで気持ちが良かったです。料金も手ごろ(朝食だから?)ですし、何といっても素晴らしい景色を楽しみながら食事ができて、ロンドン初日に相応しい朝食になりました。次回、チャンスがあればランチか夕食に行きたいです。
窓際の席です。
私が食べたのはアボカドトースト。見た目がキレイ、パンがとても美味しかったです。
こちらで予約できます。クレジットカード情報を入力する必要があります。もしキャンセルする場合は24時間前までにしないと一人25ポンドのキャンセル料がとられるので注意してくださいね。
2018/02 ロンドン旅行⇒1日目:BAでヒースロー空港へ⇒2日目:スカイガーデン⇒ロンドン塔・タワーブリッジ⇒バラマーケット⇒大英博物館⇒3日目:ハリーポッタースタジオ⇒オックスフォード⇒4日目:バッキンガム宮殿⇒ピカデリー・サーカス⇒コベント・ガーデン⇒ナショナル・ギャラリー⇒5日目:テートモダン⇒買物とミュージカル⇒最終日