misasa104の旅行記

旅行の日記・備忘録です。最近は国内旅行が多くなりました。

2019/09/05 ポルトガル旅行記:パリを経由してリスボンへ

9/4 4:30 am 出発の30時間前の早朝、オンラインチェックイン時に2席だけプレミアムエコノミーが選択可能になっていたので、申し込みしました。

 

9/5 10:35 am 初めてのエールフランス、成田から出発です。プレミアムエコノミーへの過度の期待がなかったからか、想像していた以上に快適でした。足元は十分に広く、フットレストとレッグレストがついています。また、Zone2で優先搭乗できるのもいいですねー。歯ブラシなどが入ったアメニティは、袋が立体的になっていて、ちょっとかさ張るので、そのまま捨ててしまおうかとも思ったのですが、思い直し持って帰ってきました。

機内エンタメについてはなかなか充実していました。アメコミファンの娘はかなり満足した様子で一睡もせずに映画を観ていました。航空会社を選択するにあたって、エンタメの充実度は大きなポイントですね。

 

4:00 pm 定刻通り、パリ シャルル ド ゴール空港に到着。私たちはターミナル2E ゲートLに到着しました。セキュリティチェックに向かう途中にラウンジ「インスタント パリ」があったので、覗いてみることに。

f:id:misasa104:20190924090831j:plainコンセプトは乗り継ぎ時間をここで休むというようなものだと思うんですけれども、誰でも利用できるようです。

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広いですが利用者はそれほど多くないです。飲み物などを買えるカウンターもあります。

f:id:misasa104:20190924144722j:plain廊下の先には「Yotelair」というホテルもあり、宿泊、またはシャワーだけでも利用できるそうです。

 

セキュリティチェック、入国審査を終え、ターミナル2Fに移動します。ネットで調べたときにはシャトルバスで移動という情報もあったのですが、2Eから徒歩で行きました。

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奥の方の黄色い壁に「2F」と書いてあるでしょう?

出発ゲートはF29です。私は日本から持ってきていたジョー・ネスボの『レパード』の上巻を読んで時間を潰します。久しぶりの「ハリー・ホーレ」シリーズ。前作『スノーマン』はかなり前に読んだのでほとんど忘れてしまっています。けれども読み進めるうちに、徐々に思い出し、すっかり忘れていた登場人物たちとの再開を楽しみました。

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ゲートのすぐ近くにPS4が設置されていました。(上写真左側の女性は娘ではありませんよ)中心の奥のほうにパン屋「PAUL」が見えますか?日本にもありますね。

 

8:45 pm 定刻通り、リスボンへ出発。 

10:25 pm リスボン到着。パリとリスボンの時差は1時間で、パリの方が進んでいます。フライト時間は約2時間30分です。

リスボン空港の到着は夜遅くなるとわかっていたので、初日はオリエンテ駅近くのホテルを予約していました。電車のレッドラインを使って移動しようかと思っていたんですが、疲れたので、タクシーにします。

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リスボン空港のタクシー乗り場の様子。次々にタクシーが来るので、待ち時間はほとんどありませんでした。空港からホテルまで7€、運転手は感じが良かったです。

 

11:20 pm トリップ リスボン オリエンテ ホテル(TRYP Lisboa Oriente Hotel)にチェックインし、部屋に入ったときは、日本の自宅を出た時間から、既に24時間が過ぎていました。

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長い一日でした。シャワーを浴びてすぐに休むことにします。

 

<前(準備備編) -Index - 次(リスボン①アウトレット)>

2019/09 ポルトガル旅行記:準備編

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旅行に行くまでの準備編です。今回はチケットも宿泊先も個人で予約したので、準備が楽しかったです。

 

リスボンからポルトへの道のり


リスボンからポルトまでは、いくつかのちいさな村、マルヴァオン Marvaoモンサント Monsanto を経由することにしました。AからFの順で移動します。

A:リスボン Lisbon 
B:エストレモス Estremoz 特産の大理石に飾られた町。
C:マルヴァオン Marvao スペインとの国境からわずか数キロのところに位置する天空の村。
D:カステロ ブランコ Castelo Branco 
E:モンサント Monsanto かつて『ポルトガルで最もポルトガルらしい村』と呼ばれた、巨石と共存する不思議な村。
F:ポルト Porto

 

航空券


ポルトガルリスボンに入り、ポルトから抜ける航空券をスカイスキャナーで探しました。直行便がないので、どこかで乗り継ぎしなくてはなりません。それで、エールフランス(AF)かKLMオランダ航空が候補に挙がったんですが、KLMは乗り継ぎ時間が1時間と少なく、少々不安だったので、AFにすることに。

AFにするなら、帰りにちょっとだけパリに寄ろうかしらと欲も出て、成田からパリ経由でリスボンへ、帰りはポルトからパリ、パリで2泊して帰ってくるように計画しました。

 

ホテル


ホテルはすべてBooking.comから予約しました。宿泊予約サイトはたくさんありますが、その中で一番好みの UI です。ホテル選びの条件は、手頃な料金>ツイン>立地ですかねー。娘と二人なのでベッド2つは必須、内装も気になります。

今回は、初のアパート、ホテル、そしてポルトガル国営のポサーダにも泊まることにしました。Bookingアシスタントを利用すれば、予約した宿泊先の担当者とメッセージのやり取りが簡単にできます。タクシーを呼んでほしいホテルには念のためあらかじめメッセージを送っておきました。どの宿泊先もすぐに返信をくれました。

f:id:misasa104:20190924195529j:plainPousada Castelo de Estremoz

 

行く前にインストールしたアプリ


WhatsApp

アパートで鍵を直接もらう場合、到着時間を1時間前に連絡する必要があったんですが、連絡は WhatsApp でもいいというので、インストールしました。日本ではLINEを使っている人が多いと思いますが、欧米ではLINEではなくてこちらがメジャー、最もポピュラーなアプリと言っていいと思います。とはいえ、使ったことがなかったんですけれども。

Rome2rio

今まではどこへ行くのも、Google Map のルート検索機能を使ってきましたが、ポルトガルの情報は少なく、バスなどのルート案内は出力されませんでした。そこでポルトガル国内の移動は rome2rio.com で調べました。from~toを入力し検索すると、バス、電車、クルマ、タクシーの行き方が表示されます。移動時間や運賃、バスや電車ならスケジュールも表示されるので便利です。

Air France

今回初めて利用するエールフランス航空。現地でオンラインチェックインできるよう、こちらも入れておきます。

ポルトガル鉄道CP

カストロ ブランコからポルトへは鉄道で移動します。そこでチケットは前もって日本で購入しておきました。チケットがすぐに取り出せるように、CPのアプリも入れました。

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行く前に購入したもの


航空券、鉄道のチケット、ホテルの予約以外で買ったもの。

Google Pixel 3

今まで使っていたスマホも気に入っていたんですが、Google Pixelのカメラ機能が秀逸だという記事を読み、旅行前に欲しくなりました。特に夜景モードが素晴らしいのだそうです。

それで、7月にGoogle Pixel 3a XLを購入(娘も一緒に乗り換えすると言ったら、夫が2台買ってくれました)。これを機に13年契約してきた au から、UQ mobile に乗り換えました。すると、月額料金は半分以下、データ容量は3倍(3GBから9GB)に。通信速度が遅くなる?いいえ、今のところ、全く不便はありません。むしろもっと早く乗り換えるべきだったのでは?なんて思います。新しいからか、充電の持ちも、今までよりずっといいので、充電器を持ち歩く必要がなかったのも良かったです。

スーツケース

今回は2週間の滞在なので、LサイズのスーツケースをAmazonで買いました。リーズナブルで軽量のサンコーです。自宅に届いたら、その大きさにびっくり。実際には娘にこのLサイズを持たせ、私はMサイズのサムソナイトを持って行きました。

 

そして、ポケットWiFiもレンタルし、いざ出発です。

 

Index- 次(パリ経由でリスボンへ)>

2019/09 ポルトガル旅行記:Index

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大学生の娘と夏休みに海外旅行に行くようになってから4年目。昨年、北欧に行ったあと、次はポルトガルに行こうと言っていたんですが、冬に行ったプラハで乗り継ぎ便が欠航になると次は直行便で行ける都市にしたいかも、と弱気に。しかし、ポルトガルのことを調べ始めると、行きたい気持ちがグッと高まり、最初の予定通りポルトガルに行くことに決めました。

今までは航空券とホテルがセットになったフリーツアーを利用していましたが、今回は2週間の旅程を組み、航空券・ホテルは自分で選ぶことにしました。海外旅行に行くと無理して歩き周り、疲れてしまうことが多いので、今回は「無理しない疲れない海外旅行」が目標です。

 

ピンク色はホテル名です。リンクから各ページに遷移できます。

6月~8月 準備編
9/05(木) AF275:成田~パリ AD1124:パリ~リスボン
リスボン(Lisbon):パリ経由でリスボンへ
TRYP Lisboa Oriente Hotel トリップ リスボン オリエンテ ホテル
9/06(金) リスボン①:Freeport Lisbon Fashion Outletへ
リスボン②:アパートへ
Downtown Design Apartments | RentExperience
9/07(土) リスボン③:朝の散歩 グラサ展望台
リスボン④:バイシャ・シアード地区 観光
9/08(日) リスボン⑤:サイクリングでベレン、LX Factoryへ
Figueira by The Beautique Hotels フィゲイラ バイ ザ ビューティーク ホテルズ

9/09(月)

エストレモス(Estremoz)
Pousada Castelo de Estremoz ポサーダ カステロ デ エストレモス
9/10(火) マルヴァン(Marvao)
Dom Dinis Marvão ドム ディニス マルヴァン
9/11(水) カステロ ブランコ(Castelo Branco)
Hotel Rainha D. Amélia, Arts & Leisure ホテル ライニャ
9/12(木) モンサント(Estalagem De Monsanto)
Taverna Lusitana タベルナ ルジターナ
9/13(金) ポルト(Porto)①
PortoSense Ribeira ポルト センス リベイラ
9/14(土) ポルト②:アズレージョとストリート・アート
ポルト③:ドン・ルイス1世橋を渡る
9/15(日) ポルト④:レロ書店、ドウロ川クルーズ
9/16(月) AF1529:ポルト~パリ
パリ(Paris):イルミネーション・ツアー
Crystal Hotel クリスタル ホテル
9/17(火) パリ:ボン・マルシェ「SO PUNK」とチョコレート
9/18(水) AF276:パリ発
9/19(木) 成田

 

2019/03/31 バルセロナ②

この日は日曜日です。ヨーロッパのほかの国と同様、ここバルセロナでも閉店している店が多いです。今日は11時から入場できるサグラダファミリアを予約しています。

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8 am ホテルの朝食は種類が多く充実していました。焼きリンゴが美味しかったです。

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9:30 am 少ししてから出かけます。ホテル前のフェラン通りの朝の様子です。早朝は雨が降っていたようですが、今は止んで曇っています。

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9:40 am 横道にそれて朝のレイアール広場に寄ってみます。

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日曜日の朝はアンティーク・マーケットが開催されているようです。

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上の階はアパートでしょうか。

 

9:50 am 地下鉄3号線でリセウ駅(Liceu)からディアゴナル駅(Diagonal)へ、5号線に乗り換えサグラダファミリア(Sagrada Famíliaまで行きます。券売機でTMBの10回券を買い、一人が自動改札機に券を挿入し、次の人がそれを取って、次々にホームに入ります。

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順調と思ったら、何と反対方向へ向かうホームではありませんか。隣のホームへ移動することはできず、結局一度改札を出て、隣のホームへ入り直しました。えぇ、4枚のチケットは無駄に・・・ドンマイ。

 

10:10 am サグラダファミリア駅の地下から地上に出て、上を見上げるとこんな風景が。圧倒的な存在感に、4人共々感動!

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まだ時間があるので、ガウディ広場(Plaza De Gaudi)のほうに移動し、池越しに鑑賞してみます。見ればみるほど大きい。

10:30 am そろそろ中に入ろうと入り口に行くと、係員に「あと5分してから来て」と。時間には正確なようです。

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しっかり5分待ってから、中に入れてもらいます。セキュリティチェックのあと、一人がオーディオガイドのカウンターに行き、4人分のオーディオガイドを受け取ります。 

いよいよ中に入ってみると、わぁ、思わず感嘆の声が漏れます。天井のデザインは、シュロの葉をイメージしているそうです。

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こんな天井を見たことありません。

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天井の高さがわかるでしょうか。窓に装飾されている大きなステンドグラスも素晴らしいです。

しばらくオーディオガイドを聞いていましたが、「生誕のファサードの塔」に登る予約時間がきたので、エレベータの前に移動します。行きはエレベータで、帰りは螺旋階段を下りてきます。

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塔の上からはバルセロナの街を一望することができます。この頃にはすっかり天気が良くなってきました。

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地下は博物館のようになっていて、デッサンやポスター、模型などが展示されています。ショップもあります。

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私はここで、ガウディの絵本や小物などを買いました。

0:30 pm 近くのレストランロス・ベジョータ(Restaurante Los Bellota)でランチすることにします。 日曜日もやっています。

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Los Bellota

写真付きの日本語メニューがあります。スタッフも感じが良かったです。

 

2 pm サグラダファミリア駅からディアゴナル駅まで戻ります。ディアゴナル駅でピアノを演奏している人がいました。Ludovico Einaudiの曲に思わず足を止めました。

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駅から出たところです。日曜日だから人は少なめでしょうか。

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ここからすぐのカサ・ミラ(Casa Milà)に向かいます。ガウディが設計したアパートで、今も人が住んでいるそうです。

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Web oficial Casa Milà | La Pedrera, Gaudí Barcelona

2:10 pm グラシア通りを南の方へ進んでいきます。

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カサ・バトリョ(Casa Batlló)は修復工事中でした。「GAUDI」の文字がなかったら、見逃すところでした。

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Explora la restauración de Casa Batlló | Casa Batlló

3:20 pm このあと、ぶらぶら歩きながら、朝に乗ったリセウ駅を通り過ぎ、グエル邸まで来ました。

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Palau Güell

今、思うとカサ・ミラかグエル邸の内部見学をしてみたかったようにも思います。またいつかチャンスが来るでしょうか。

さて、一旦ホテルに戻って、一休みします。

 

5 pm 昨日行ったカテドラルへまた行ってみます。昨晩は閉まっていたので、中に入るのが目的だったんですが、この日は行事があったのか、入れませんでした。まぁ、そんなこともあります。

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日曜のカテドラル前の広場です。みんな寛いでいるようにみえます。

 

この写真はバルセロナ市歴史博物館の建物だと思うのですが。

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Museu d'Història de Barcelona

 

次は サンタ・マリア・ダル・マル教会に行ってみます。 

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ベゲ通りです。二人は何を見ていたのでしょう。ジャウメ I 駅(Jaume Ⅰ)を通り過ぎ、アルジェンテリア通りを進むと見えてきましたー。

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Basílica Santa Maria del Mar Home - Basílica Santa Maria del Mar

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実際はもうちょっと暗い感じです。

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足を踏み入れた途端、厳かな雰囲気と教会の美しさに心打たれます。バルセロナに行ったらぜひ訪れてみてください。

 

6 pm 少し早いけど、バルに行くことに。近所で入れそうな店を探し、入ったのがエウスカル エツェーア タベルナ(Euskal Etxea)という店。まずは微発泡ワインのチャコリを注文。 

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チャコリは、高い位置から注ぐエスカンシアというパフォーマンスでグラスに注いでもらいます。「写真は1枚5ユーロね」と言うので、「じゃ、2枚いいですか」などと軽口を叩くのも楽しい。

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たくさんあるピンチョスの中から、2つをチョイス。おいしーー!この爪楊枝の数でお会計します。

6:30 pm ぶらぶら歩きながら、気になった店に入ります。ALE-HOPというギフトショップです。低価格で可愛い商品が多いです。

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REGALOS, COMPLEMENTOS DE MODA Y DECORACIÓN- ALE-HOP

 

もう一軒バルに行きます。偶然見つけたTXIRIMIRIというお店です。

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地元らしき人たちが飲みながらサッカー観戦をしていました。

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Restaurante Txirimiri Barcelona

こちらでは、 サングリアをピッチャーでオーダーしました。

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フレンドリーなスタッフがグラスに注いでくれます。

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2つ食べてお腹いっぱいになってしまったんですが、本当はもっといろんな種類を食べたかったです。注文してから作ってくれる温かい食事もあるようでした。

途中、バルツアーのような団体さんが入ってきて、ピンチョスを選んでは奥のほうに消えて行きました。奥にも部屋があったのかしら。人気店なんだと思います。

 

少し酔いました。そろそろホテルに戻ります。

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さぁ、明日は帰国です。

 

イタリアもスペインも、スリが多いと聞いていたんですが、誰も何も盗られず、買いたいものを買い、主要な観光地をめぐり、非日常を楽しんできました。

いやはや、それにしても今回はたくさん歩きました。旅行のためにも体力作りしなくは。って、毎度言っているんですけれどもね。

 

<前のページへ -Index- おしまい

2019/03/30 ローマ④⇒バルセロナ①

今日はバルセロナへ移動する日です。飛行機の出発時刻は午後2時なので、ホテルをチェックアウトする前に、またテルミニ駅へ買物に出かけます。

10 am  テルミニ駅のラバッツァコーヒーには朝のカフェを求めるたくさんの人が。

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Lavazza Caffè Espresso Italiano dal 1895 | Visita il Sito Ufficiale

ゴムでパチンととめるノートが有名なモレスキンがありました。バッグパックが格好良くて、(また)衝動買いしてしまいそうに。

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Moleskine

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Coinなどで買物をし、最後のお土産を買ってから、ホテルに戻りチェックアウト。テルミニ駅からレオナルド・エクスプレスでフィウミチーノ国際空港へ向かい、空港で軽くランチした後、アリタリア航空バルセロナまで行きます。

バルセロナエル・プラット空港とホテルの往復は、ベルトラで送迎車をオンライン予約していました。空港では背の高いダンディーなドライバーさんが待っていてくれ、ベンツでホテル前まで私たちを運んでくれます。

バルセロナで2泊するのはRialtoホテルです。

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ホテルにチェックインし、少しだけ休んでロビー集合です。ホテルの前のフェラン通りは賑やかで、想像するヨーロッパの通りそのもの。なのでテンションが上がります。

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このフェラン通りから横に伸びる小路がたくさんあって、どれもこれも写真に収めたくなります。観光地よりもこちらの写真が多い?

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5:50 pm 寄り道しながら、ようやくランブラス通り(La Rambla)に出ます。足元にはスペインのジョアン・ミロのモザイク画があります。みんなに踏まれていますが。

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6 pm 少し行くと、人で賑わっているところがあります。ブケリア市場(Mercado de Sant Josep)、正式名はサン・ジュセップ市場です。市内で最大の規模だそうです。

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明日は日曜日で市場は閉まっているので、もちろん中に入ってみます。野菜・肉・魚など様々な食材が売っています。活気に満ちていて見るだけでも楽しいです。

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フルーツの種類が豊富で、中には見たこともないものも。その場で名前を聞いたのですが、聞いたそばから忘れるという・・。

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Mercat Boqueria Barcelona | Mercat de les Rambles

買物客も観光客もみんな楽しそうなのが印象的です。お土産になりそうなものも売っています。私はここで、いろいろな種類のオリーブオイルが小瓶に入ったセットとイビザの塩を買いました。そして、カップに入ったいちごを買って4人で食べました。甘かったです。

そのあとも、アクセサリーの店、チョコレート専門店、土産ショップなど、気になった店に入ってみます。

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プルタル・デ・ランジェル通り、路上パフォーマンスを見ている人でいっぱいです。

カタルーニャ広場の方まで行き、デパートのエル・コルテ・イングレス(El Corte Inglés)に入ってみます。

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El Corte Inglés de Centro Comercial Plaça de Catalunya

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私たちが入ったのは地下の食品売り場です。品揃えは豊富でお土産で買いたいものは何でも揃うのではないでしょうか。

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次はサンタ・クレウ・イ・サンタ・エウラリア大聖堂 (La Catedral de la Santa Creu i Santa Eulàliaを目指します。

 

8:10 pm 大聖堂の前にあるピカソの壁画で有名なカタルーニャ建築家協会(Col.legi d'Arquitectes de Catalunya)の建物です。

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COAC | COL·LEGI D'ARQUITECTES DE CATALUNYA

そして、カテドラルです。地元の人はラ・セウ(La Seu)と呼んでいるらしい。まずはその大きさに圧倒されます。次の日に中にも入ってみようとしたのですが、残念ながらクローズになっていました。

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Catedral de Barcelona

8:15 pm 門の方から広場を見るとこんな感じです。

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しばらく写真を撮ったりして、名残惜しくも次へ向かうことにします。

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スペイン初日はパエリアを食べに行こうということで、ホテル近くのレイアール広場に面しているラス キンザ ニッツ(Les Quinze Nits)に行くことにします。

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Les Quinze Nits :: Andilana

8:30 pm 外のスタッフに声をかけて待っていると、すぐに2階に案内してくれました。白ワインとパエリア、パエリアを待つ間につまむハムとサラダと注文。

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イベリコ豚のハムです。塩加減がちょうどよく、ワインがすすみます。

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ミックスパエリア3人分です。魚介の旨みがして美味しかったです。久しぶりに食べる米に感激、もっと食べれるかと思ったのですが、3人分でも多過ぎるくらいでした。

10 pm 今日はこれでホテルに帰って休みます。

 

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2019/03/29 ローマ③

2:25 pm スペイン広場から歩いて、トレヴィの泉(Fontana di Trevi)に行きます。人が多いのですぐにわかります。

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Fontana di Trevi

この泉を見ている人はこちら(↓)。ローマに来たら、はずせないスポットということでしょう。

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次なる目的地は、はい、パンテオン(Pantheon)です。道中も人が多いです。

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午前中にバチカン美術館でラファエロの作品を観てきましたが、彼の墓があるのがここです。

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Pantheon - Polo Museale del Lazio

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中に入ってみると、このような光景が飛び込んできます。天井には「パンテオンの目」と呼ばれる穴が開いています。この日は晴天でしたが、雨天ならばここも雨に濡れてしまうのでしょう。

 

次はナヴォーナ広場へ向かいます。その途中、コルソ・デル・リナシメント(Corso del Rinascimento)通りにある、サンタ・マリア・ノヴェッラ教会の薬局(Santa Maria Novella)に寄ります。本店はフィレンツェで、こちらはローマ支店です。

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Santa Maria Novella Firenze 1612

スキンケアや香料、コスメなどが売っています。東京にも新宿伊勢丹や銀座にお店があるようです。私はここで、フリージアのコロンを買ってみました。とても素敵な香りです。

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この店の隣のベネチアングラスの老舗ムラノピウ ローマ本店Murano Più Made In Italy)の中にも入ってみました。見るだけでも楽しいです。

3:50 pm ここからすぐのところにナヴォーナ広場(Piazza Navona)があります。ここは「四大河の噴水」があることで有名なんですけれども、帰ってから写真を見てみると噴水らしきものが写っていないー。実際には左のほうの彫刻の下に噴水があります。

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Piazza Navona

この広場は南北に細長い形をしていて、中央にある噴水のほかに北側にネプチューンの噴水(Fontana del Nettuno)、南側にムーア人(Fontana del Moro)の噴水があります。だいぶ疲れた私は、南と北の端まで行く元気はなく、あとの3人に噴水を堪能してと言い、自分はベンチで路上ライブの演奏を聴いてました。

 

ここからはバスに乗って、真実の口(Bocca della Verità)へ行きます。歩いても行けると思いますが、そんな余力はすでになく。

バスに乗って約5分くらいでしょうか。バス停からサンタ・マリア・イン・コスメディン教会まではすぐです。すでに写真スポットには行列ができていましたが、並んだのは20分くらい?あまり覚えていません。

5:10 pm 旅行に行っても自分の写真を撮ってもらうことはほとんどないですが、ここではお決まりのポーズで撮ってもらうことに。

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Bocca della verità a Roma

映画『ローマの休日』でのシーンはあまりにも有名です。グレゴリー・ペックが真実の口に手を入れると、突然手が口に引きずりこまれてしまうシーンは、実はアドリブだったのだとか。

 

ここからは歩いて、ローマの下町トラステヴェレに向かいます。入り組んだ石畳の路地を持ち、若者が多い地区です。

5:25 pmラティーノ橋と渡った辺りです。まだ明るいです。

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こんな路地が続きます。

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ローマで最古の教会と言われているサンタ・マリア・イン・トラステヴェレ聖堂が見えてきます。

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中に入ると礼拝中(だと思う)で厳かな雰囲気だったので、写真は撮りませんでしたが、金箔がふんだんに使われているどこか華やかな教会でした。

そろそろ夕食をとろうと、近くのリストランテに寄ります。

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Trattoria Otello Trastevere | Ristorante a Trastevere

6 pm お腹はすいているけれど、疲れてあまり食べれそうにないので、白ワインと4人で1つのピザ、サラダと注文しました。ここで一休みです。

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トラステヴェレ通りからトラムに乗り、ベネチア広場まで移動します。 

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Piazza Venezia - Turismo Roma

 

7:30 pm トラムを降りて、ミケランジェロカピトリーノ(Michelangelo 's Capitoline Steps)の階段のほうへ。

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向かって右側の緩やかな階段(というより坂)を上がって行くと、そこはカンピドーリョ広場(Campidoglio)です。

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この裏手から、フォロ・ロマーノ(Foro Romano)が見渡せます。夜景が綺麗で、階段を上った疲れも束の間癒されます。

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Fori Imperiali

サン・ピエトロ・イン・カルチェレ通り(Via di San Pietro in Carcere)を下り、向かったのは今日のゴール、コロッセオです。

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Colosseo

8 pm こんな歩いたことはかつてあっただろうか、というくらい今日は歩きました。ここからは地下鉄でテルミニ駅まで帰ります。

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2019/03/29 ローマ②

今日は一日、ローマの主要な観光地を巡る予定です。まずは、1か月前にオンライン予約したバチカン美術館からスタート。入場時間は8:30です。

7:30 am 少しでもラッシュアワーを避けるべく早めに出発することにします。地下鉄のテルミニ駅は、確かに人は多かったですが、東京のそれに比べたらたいしたことはありません。もう少し遅い時間だともっと多いのかもしれませんがー。

テルミニ駅から地下鉄A線で移動、おおよそ10分くらいでのオッタヴィアーノ駅(Ottaviano)に到着。道中には係員らしき人がたくさんいます。写真付きIDカードのようなものを首から下げて見せますが、本物かどうかは不明。道を聞きたいだけなのに、チケットを見せろと言ったり、チケットのグレードアップを勧めてきたりします。

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8:00 am バチカン美術館へ向かう人々が見えてきました。入口付近ではすでに行列ができていましたが、予約済みの人は並ばずに入れてもらえます。予約の30分前ですが、すんなり入場できました。まずは荷物検査です。 

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団体客が多いように感じました。セキュリティチェックを済ませた後は、向かって左側にあるReceptionの窓口で、バウチャーを見せて入場チケットに交換してもらいます。チケット裏側にコードが印字してあるので、これをスキャンして美術館に入ります。

8:17 am 入口から2階に上がると、下のような写真スポットがありました。向こうに見えるのはサン・ピエトロ大聖堂のクーポラです。

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時間が限られているので、効率的に見れるように下調べして行きました。絵画館(ピナコテカ)にある18室を一通り観てから、ピーニャの中庭を通って上階へ移動。燭台のギャラリー⇒タペストリーのギャラリー⇒地図のギャラリーを通って、ラファエロの回廊あたりをさっと回り、階下のシスティーナ礼拝堂に行きます。

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ピナコテカの第8室に展示されているラファエロ作品

 

システィーナ礼拝堂だけは写真撮影が禁止されています。どんな雰囲気なのかは以下のバチカン内のサイトで見ることができます。実際に見ると感動します。

Sistine Chapel - Vatican Museums

美術館からサン・ピエトロ大聖堂へショートカットで行ってみます。『最後の審判』を背にして、右側の出口から出ます。するとかなり地味な階段(下の写真左)があります。人がいないので若干不安になりますが、そのまま進みます。さらに階段(下の写真右)があるので、そこも降りて行きます。

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下まで行き、左に出るとこんな感じのところに出ます。

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この右手が大聖堂になります。右下はクーポラに上るための行列ができるらしいのですが、時間のせいか閑散としています。

大聖堂の中に入ってみます。こんなに大きな聖堂は今まで見たことがありません。大聖堂の核ともいえる天蓋「バルダッキーノ」は、高さは29mにもなります。私のスマホ写真では、その迫力がいまいち伝わらないですねー?

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Basilica Papale - SAN PIETRO

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後から知ったのですが、この日は午後から行事があったらしい。そのための準備なのか椅子がずらりと並べられています。

f:id:misasa104:20190409154701j:plainバチカンを警護する伝統的なスイス衛兵です。

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サン・ピエトロ大聖堂の正面から帰ることにします。そのまま進んで行くと、すぐにサンタンジェロ城が見えてきます。

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Home - Museo Nazionale di Castel Sant'Angelo - Sito Ufficiale

 

橋を渡り、スペイン広場に向かいます。少し寄り道してコロナリー通り(Via dei Coronari)を行きます。

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わぁ、私好みの小路です。通りにはかわいい小さい店があり、見るだけでも楽しいです。

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Accessori Moda in Pelle e Antica Scrittura - Dallaiti Design

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Kouki Vetro Soffiato

クレメンティーノ通りからレオーネ通りに進んだところにある、チャンピーニというカフェでジェラートを食べることに。

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Ciampini Roma – ciampini-gelato

私はマロングラッセとピスタチオを食べました。なんと日本語のメニューがありました。新鮮で自然なものだけを素材に作っているのだそう。

 

スペイン広場に近づくにつれ、人と店が多くなってゆきます。途中に2015年に創設されたローマ発のシューズブランドBallereTTeの店があります。カラーが豊富で素材も選べます。

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私はここで、綺麗な色のバレエシューズを買うつもり満々だったんですが、サイズが合わず(36だと痛くなり37だと歩くたびに脱げそうになってしまう)、泣く泣く断念することに。
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Ballerine - Scarpe da Donna e Bambina online - BallereTTe

近くにはディズニーストアもあり、そこにも寄りました。ディズニーファンの二人がお土産を買っていました。

0:22 pm いよいよスペイン広場が見えてきました。 

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階段を上った高台から撮った写真です。天気が良いので上着を脱いでいる人が多いです。広場の真前のコンドッティ通りは人でいっぱいです。

 

1:00 pm そろそろお腹がすいてきました。ランチはリストランテ 34(Ristorante al '34)でします。入店したときは、それほど混んでいませんでした。陽気なおじさんスタッフが、片言の日本で出迎えてくれます。

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パスタはカルボナーラよりも、魚介系のパスタのほうがより美味しかったです。

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2:00 pm 店を出る頃には、外も店内もいっぱいになっていました。みなさん、遅めのランチなんですね。

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Ristorante 34

ここまでで、十分見て、歩いた気がするのですが、まだ終わりではありません。まだまだ続きます。

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